離婚後の不安障害の症状から立ち直った私の3つの話
もうダメかも知れない、自分は離婚される、離婚せざるを得ない、離婚しかない。
夫婦の関係が崩れてしまって修復できそうにない、と思い始めてから離婚成立に至るまでの、押しつぶされそうな不安と闘う過酷な日々・時間。または離婚成立して独りになった時。
それは、人生で一度有るか無いか、という位の大きなストレスがかかる事ですね。
そんな時、体まで調子が悪くなり、突然の動悸・息切れ・めまいのような症状。更年期でもないのに手のひらや全身に汗をかく。吐き気やしびれ・体が冷たい感じがしたり、逆にほてった感じがする。
いつも不安で落ち着かない・現実感がなくボーっとする、眠れない、等。
とにかくいつまでも体調が悪いので病院にいってみると不安障害との診断。
一体なんなんだろう?自分はどうなってしまったんだろう?治るのかだろうかと心配されているあなたに、私自身の体験と、改善方法などお話します。
不安障害は必ず治ると自分を信じる
病院に行くと必ずと言っていい程出てくる『ストレス』という言葉ですが、ストレスも、その度合いや、ストレスにさらされている期間によっても深刻度合いが変わってくるでしょう。
それに伴って心を病み、体調まで悪くなってしまうのです。
でも、ケガや病気をしても治って行くように、心も良くなろうとするはずです!
私自身、その時はただ、体を壊したと思っていたのですが、今思えば立派な不安障害だったと思います。
食欲は無く、全くやる気が出ない。すぐに疲れる。眠れない日が続いたかと思ったら一日中、いや、何日も眠ったり…
ヒドイのは、自分は何の役にも立たない人間だと思い込んで落ち込んだり、私なんて居ないほうがいいんだと泣いてみたり…
蕁麻疹が毎日同じ場所に同じ時間に出た時期もありました。
皮膚科に行くと「何かのアレルギーでしょう」と言われ、ストレスが原因とは言われませんでした。
長期間、下痢のような症状が治らず内科に行くと、整腸剤をもらっただけで良くなりませんでしたが、何年も経ってから、それは過敏性腸炎だったのだろう、と教えてもらいました。
離婚後、心身共に病んでましたね。
しかし、振り返って、どのように治したのかと聞かれても解りません。
自分が心の病気だと気付いてなかったのですから、心の病院にも行っていません。
そんな色々な症状もいつの間にか消えたのです。どの症状にも悩んだ時期はあったのですが、いつかは治る。永遠に続くと言うことはないはずです。
今だから言える事ですが、自分の生きる力、治癒力、強い部分もあると言う事を信じてみて下さい。
離婚後の不安障害は意外とよくある症状
不安障害の中でも特徴的なものや、聞いた事があるものの中に、パニック障害・全般性不安障害・強迫性障害などがありますが、誰でもなり得るのであって、特別な病気と言うのではないのです。
不安障害になったからと言って、あなたに何か問題がある訳ではありません。
私が知らない間に不安障害と思われる状態になっていたように、そんな悩みを持つ人はたくさんおられるでしょう。
どんな病気でも、病気になってしまった、どうして自分がこんな目に?!と嘆くより、良くなるようにすればいいのです。治れば良いではないですか?
心療内科でカウンセリングを受け、症状によってお薬を飲んだり、自律訓練等の治療で改善していきましょう。
納得いくまで病院(先生)を探す
私のように知らない間に、いつの間にか治っていたと言う人は、その体の辛さや気持ちの波に何とか耐えられたのだと思います。
友人にも「あの頃私病んでたわ。」と言うのを聞いた事があるけど今は元気だし、最近も鬱と診断された知人の話を聞いていると、一緒に話を聞いていた内の一人が「その症状、昔の私みたい」と言っていて、知らない間に鬱にかかって知らない間に治ったりするんだ、と思いました。
しかし、そんな人ばかりではないし、もっと症状の重い方もおられるでしょう。
病院に掛かる時の注意点といいますか、私が思うことなのですが『腕のいい外科医』を探す、と言うのとは違って、心底信用できる、心の声を聞いてもらう先生が必要なのだから、できれば何軒も病院・医院を訪ねて、気の合う、信用できる先生を探して欲しいのです。
病院を変えると初診料がかかると言って、行く度に文句を言いながら近くの病院に通っている人や、病院なんてどこも同じと言う人がいるのですが、治るものも治らなさそう…。
どこに行ったらいいか分からないと言う方は、風邪をひいたらいつも診てもらう親しい先生に相談するのも良いと思います。
私は、膝の昔の傷跡を治したくて、内科の先生に形成外科医を紹介して頂いた事があるのですが…。
専門外なのでわかりません、なんて言うお医者さんはいないでしょう。やはり自分の患者に頼られたら力になってあげたいと思われるのでは?
お医者さんも人間です。気の合う、合わない、と言う事もあるでしょう。
自分にとって『良い先生』が見つかったのなら、もう病気も治ったようなものです!
不安障害の症状から立ち直った話まとめ
病院にも行かずに治ったあなたの話なんか参考にならない、と思われたでしょうか?
私の症状が軽かったと言うのではなく、その時期は周りから見ると、やはりおかしかったのです。
ほとんど何も食べずに何日も起き上がらずに家にいるなんておかしいですよ。
そんな私でも、徐々にキズが癒えて立ち直っていったのです。
なので、今辛い思いをしているあなたも、年月はかかってもいつか元気を取り戻せると思うのです。
今は本当に周りに心を病んでいる方が多く、心療内科に掛かっている、母がパニック障害、兄が鬱病、などよく聞きます。
病院やお薬や身近な人の力を借りて、頑張らずに自分を受け入れて、そして解き放って下さい。