「結婚しよう」と言ってくれるけど…口だけ彼氏の本当の気持ちは?
長く付き合っていると、当然意識してくるのが「結婚」ですよね。
付き合い始めたころは「将来結婚したらさ~」とか、「子どもは何人くらいがいいかな」なんて、夢を語ることが多い彼氏で、今すぐにでも結婚しようと言わんばかりの態度を見せていたのに、具体的な行動に出ることなく数年経ってしまったなんてことでありませんか?
結婚をほのめかすようなことを時々言うわりに、何も行動しない彼氏にイライラしたり、不安になったり、なんだか自分の心を弄ばれているような気持ちになったりしますよね。
こんな「口だけ彼氏」の本当の気持ちって、一体何なのか?
そんな彼氏に、あなたはどういう態度で接すればいいのか?
一緒に考えていきたいと思います。
男は夢の世界で生きるもの
メルヘンチックと言えば、女性を連想するかもしれませんが、実際にメルヘンチックなのは男性の方だと思いませんか?
男性というのは、会社で身を粉にしていくつもの問題と向き合いながら仕事をしていて、現実しか見ていないように見えますが、実は女性よりもメルヘンチックな生き物です。
結婚についても、女性はメルヘンだけではなく、現実問題として真正面から結婚を考えますが、男の人は結婚を夢物語的に考えているように思います。
しかし、夢を描きながらも、しっかりと現実を見据え、結婚を具体的に考える男性が圧倒的に多いのですが、中にはメルヘンから抜け出せず、また、抜け出そうとせずにのらりくらりと結婚から逃げ回っている男性も実際にいます。
結婚が現実のものとなれば、やはり男としての責任も降りかかってきます。
結婚生活において、すべての責任を男性に押し付けるのはかわいそうですが、やはり「男なんだから」という風潮が残っている以上、女性よりも責任を感じざるを得ないでしょう。
その責任から逃げ回り、夢物語を語り続ける彼の話を真正面から受け止め、現実になる日を待っている女性は、ジレンマを抱えなければいけないのがほとんどです。
まずは、口だけでなく彼氏の態度を見極めて
あなたは、彼氏から結婚しようなどと言われてから、具体的に結婚に向けた準備をしていますか?
また、彼氏も何か準備をしているようですか?
やはり、結婚となると、式を挙げる・挙げないに関わらず、新しい住まいに引っ越すなどで、何かと出費がかさむものです。
また「子どもがほしい」など話している場合は、出産に向けて貯金をしていますか?
「結婚するなら、貯金しないとね」などと話をしても、彼氏が自分の趣味にお金を費やしたり、ローンを組んで大きな買い物をしているようでしたら、彼氏は具体的に結婚を考えていない可能性があります。
ただ、性格的に無駄使いしてしまうような人でしたら、あなたが助言をしてお給料を貯金に回すとか協力すれば、解決できるでしょう。
しかし、協力を拒んで好き勝手しているようでしたら、望みは少ないかもしれません。
彼氏は将来的な安定を考えていますか?
また、安定しない仕事をしている人であれば、結婚に向けて安定した仕事をみつけようと、行動していますか?
もし、共稼ぎで生活すれば大丈夫と思っていたら、それは大間違いです。
女性は妊娠・出産・育児で、否応なく仕事から離れなければならない時期があります。
それを経て、また再び仕事に戻ることも十分可能ではありますが、戻れるという可能性は100%ではありません。
ですから、男性の収入で最低限の安定した生活が送れるようにしておかないと、子育てはおろか、結婚生活自体が破たんしてしまいます。
そういったこともきちんと考えて、仕事を探している様子がなければ、将来を考えるのは難しいかもしれません。
先ほどもお話ししましたが、男性はいくつになっても、夢の世界で生きるものです。
大きな夢を描いて、安定した職に就かない人も中にはいるかもしれません。
そういう夢を応援できる度量があなたになるのであれば、結婚しても生活していけるかもしれませんね。
結婚を考えているなら、お互いの両親に会いましたか?
これは結構重要なポイントです。
付き合いが長くなれば、自然とお互い結婚を意識し、お互いの両親に会わせることもあるでしょう。
家族ぐるみの付き合いの中で、お互いの両親について理解を深めることは、結婚後の生活に大きな意味を持ってくるものです。
また、家族ぐるみの付き合いまで行かなくても、娘や息子がどんな人と付き合っているのかが分かれば、両親も相手に理解を深めていってくれます。
そういうことが一切なく、彼氏の両親に会いたい・私の実家に一緒に行こうなどをあなたが言っても「今度ね」や「今、仕事が忙しいから」などと言って、なかなか実行に移さないようでしたら、これもまた望みは少ないかもしれません。
彼氏があなたのことを、遊び相手や都合のいい女くらいにしか思っていなければ、両親に会わせたりするのは面倒だと考えるのが妥当でしょう。
話を話だけで終わらせない流れを作っていこう
ここまで来たら、あとはあなたから実行していくほかありません。
彼氏から時々出てくる結婚話に一喜一憂しながらの生活は、あなたの心の負担を増やしていくだけです。
彼から具体的な話をしてくるのを待っていては、これ以上話は進まないかもしれません。
ならば、あなたの方から少しずつ話の流れを、具体的な方に持って行ってはどうでしょう。
まず、彼氏が「結婚しようね」などと言ってきたら、「それて、プロポーズだよね?」と言ってみましょう。
そこでの反応が、これから先に役立ちます。
これは1回だけではなくていいです。具体的なプロポーズがなければ、何回か繰り返し言ってみましょう。
本気でなければ、はっきり「違う」と言ったり、のらりくらりと返事をかわしてきます。のらりくらりの場合は、要注意です。あなたを良いように利用していたいだけかもしれません。
また、結婚情報誌を読みかけの状態で部屋に置いておいたり、「式場の下見に行こうか?あなたの方の友達は、結婚式に誰を呼ぶ?会社の人は?」など、突っ込んだ話をどんどんしてみてください。
これで彼氏の反応を見極めていきましょう。
結婚する見込みがあるのであれば、あなたの提案に渋々でも乗ってきますが、見込みが全くない人でしたら、その彼氏との結婚を待つだけ時間無駄になります。
彼氏にはっきりと「結婚する意志は本当にあるのか?」「いつ入籍するのか?」を伝え、明確な答えが出てこないのであれば、潔く、彼との別れを考えていきましょう。
未来は相手が作るんじゃない、自分だ
結婚は一人ではできません。お互いの気持ち、考えがある程度合致したうえで、初めて成立するものです。
彼氏がはっきりしない態度を取り続けるのであれば、あなたからはっきりと気持ちを伝え、彼氏の答えを導き出すのです。
彼からの答えを待ち続けることは、あなたの時間が無駄に過ぎていくだけです。
勇気を持って、あなたから結論を出していきましょう。